第28回 富川国際ファンタスティック映画祭が4日から14日まで富川市一帯で開催される。写真は今年の俳優特別展の主人公であるソン・イェジン(中央)と開幕式の司会を務めたチャン・ドンユン(左)、チョン・スジョン。
[キル・ギュヨン]
[写真=富川国際ファンタスティック映画祭公式ホームページ]
第28回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)が4日、幕を開けた。BIFANは「世界ジャンル映画のフェスティバル」として知られている。
映画祭は4日から14日まで富川市の一帯で開かれ、 長・短編映画253作品(49カ国 )が上映される。今年は、国内映画祭では初めて「AI映画国際競争部門」が新設された。
開幕式の司会を担当したのは、俳優のチョン・スジョンとチャン・ドンユンだった。ソン・イェジン、キム・ジェジュン、クァク・シヤンなど、映画界の関係者150人余りが参加した。
パイプオルガンの演奏やライトショーを皮切りに、映画祭の共同組織委員長であるチョ・ヨンイク富川市長とチョン・ジヨン映画監督の開幕宣言が行われた。
開幕作であるローズ・グラス監督の「Love Lies Bleeding」は、富川市庁のオウルマダンで上映された。犯罪者一家の娘が、ボディービル大会での優勝が目標の女性と恋に落ち、殺人事件に巻き込まれるストーリーだ。チケットは、前売りを開始してから19秒で売り切れになった。
富川市庁ファンタスティックキューブ、韓国漫画博物館、CGVソプンにオフライン上映館が設けられた。オンライン動画配信サービス(OTT)のプラットフォームである「wavve」でも、一部の映画が上映される。
映画祭の詳細は、公式ホームページ(
www.pifan.com)で確認できる。
チョ・ヨンイク市長は「今年はAIを活用し、コンテンツの底辺を広げるという新しい試みを行った。アジア最大のジャンル映画祭として、BIFANならではのアートに対するチャレンジ精神を見せてくれるだろう」とし、「今後もBIFANが、世界中の観客と富川市民が共に楽しめるフェスティバルにしていきたい」と話した。
第28回 富川国際ファンタスティック映画祭のポスター
gilkyuyoung@korea.kr