文化

2024.07.30

[ホン・アンジ] 
[映像=KCON公式ユーチューブチャンネル]

「KCON LA2024」が、韓流コンテンツのグローバル影響力を再び証明した。「KCON LA」は、米国で最大のK-POPフェスティバルだ。

「KCON LA2024」を主催したCJ ENMは、26日から28日まで(現地時間)、米国ロサンゼルスのLAコンベンションセンター、クリプト・ドットコム・アリーナ、ギルバート・リンゼイ・プラザなど、ロサンゼルス全域で開催された「KCON LA」に、3日間で12万5000人の観客が訪れたと29日、明らかにした。

「KCON LA」では、ENHYPENをはじめ、BB、BOYNEXTDOOR、INI、Kep1er、P1Harmony、テミン、チョ・ユリ、NMIXX、チョン・ソミ、NCT127、STAYC、ジコなど、実力派アーティストが舞台から目が離せないパフォーマンスを披露した。

オンラインでは、全世界176の国と地域で、約580万人の有・無料観客がアクセスした。

今年は米国の5大テレビ局に入る「CWテレビジョンネットワーク」が、米国全域にプライムタイムでフェスティバルをライブ中継した。フェスティバルの最終日である28日には、メインコンサートである「M COUNTDOWN」の舞台が、現地の電波に乗った。新しいターゲット層の拡張につながることが期待される。

今回のイベントでは、K-POPの公演だけでなく、K-フード、K-ビューティーなどの韓国文化も併せて披露した。119社が、海外進出を目標に428のブースを用意した。特に、オリーブヤングは歴代最大規模のブースを設け、韓国のコスメ中小企業約70社のブランドを紹介し、話題になった。

CJ ENM音楽コンテンツ事業本部のシン・ヒョングァン本部長は、「K-POPの礎を築いた米国で、K-POPや韓国文化ファンの皆様の情熱が伝わってきた」とし、「今後もK-POPの代表的なグローバルフェスティバルとして、多彩なコンテンツでアプローチしていく」と述べた。

韓流ブームの拡散に、大きな役割を果たしてきたKCONは、2012年に米アーバインを皮切りに、世界13カ国で開催された。累積観客数は196万人に上る。9月には、ドイツのベルリンで初のKCONを開催し、ヨーロッパ進出にも乗り出す予定だ。

shong9412@korea.kr