文化

2024.08.20

17日から10月20日まで、釜山市で2024釜山ビエンナーレが開かれる。写真は、2022釜山ビエンナーレの展示。

17日から10月20日まで、釜山市で2024釜山ビエンナーレが開かれる。写真は、2022釜山ビエンナーレの展示。


[キル・ギュヨン]
[写真=釜山ビエンナーレ組織委員会]

「2024釜山(プサン)ビエンナーレ」が17日、公式的に開幕した。

2024釜山ビエンナーレのテーマは、「Seeing in the Dark」。10月20日まで65日間にわたって釜山現代美術館、釜山近現代歴史館、漢城(ハンソン)1918、草梁斎(チョリャンジェ)の4カ所で開かれる。

今回、監督を務めたのは、ベラ・メイ(Vera Mey)とフィリップ・ピロット(Philippe Pirotte)の2人だ。36カ国から62チーム・78人の作家が参加した。今年はパレスチナ、イラン、セネガル、ジャマイカ、コートジボワール、トーゴなどの作家たちの作品も多数見ることができる。

釜山ビエンナーレは、1981年に釜山青年ビエンナーレとして始まり、2年ごとに開かれている。2022釜山ビエンナーレは、イギリスの美術専門誌である「フリーズ」に世界10大展示として紹介された。展示の運営や企画が評価されたのだ。

今年のビエンナーレは「大韓民国美術フェスティバル(9月1日~11日)」というダブルタイトルの下、「光州(クァンジュ)ビエンナーレ」や「ソウルアートウィーク」などと連携して運営される。釜山と光州ビエンナーレの統合入場券が30%割引になる。釜山ビエンナーレと韓国鉄道公社(KORAIL)のプロモーションを利用すれば、入場券が30%割引になるだけでなく、乗車券も時間帯によって5~40%割引になる。

詳細は、釜山ビエンナーレのホームページ(https://busanbiennale2024.com)で確認できる。

パク・ヒョンジュン市長は「釜山ビエンナーレを、韓国を代表する世界トップレベルの展示にしたい。釜山が世界的な文化観光都市になれるように、今後とも惜しまず支援を行う」と話した。

2024釜山ビエンナーレ公式ポスター

2024釜山ビエンナーレ公式ポスター


gilkyuyoung@korea.kr