国家遺産庁国立文化遺産研究院は27日、米国・ゲッティ研究所が運営・管理する「ゲッティ語彙」に韓国人アーティスト400人の情報を提供したと明らかにした。写真は、ゲッティ研究所の全景。
[ソ・エヨン]
[写真=国立文化遺産研究院]
美術史用語のオンラインプラットフォームの「ゲッティ語彙」で、韓国人アーティストについて検索できるようになった。
国家遺産庁国立文化遺産研究院は、米国ゲッティ研究所が運営・管理する「ゲッティ語彙」に韓国人アーティスト400人の情報を提供したと27日、明らかにした。
「ゲッティ語彙」で韓国人アーティストを検索すると、名前、芸術家としての生涯、交友関係、国籍、性別などの情報が提供される。情報は英文、韓国語、漢字で提供される。
「ゲッティ語彙」のデータベースの一つである「ULAN」。写真は、「キム・ジョンヒ」を検索した際、データを提供する前と後(右)の比較。.
国立文化遺産研究院は昨年から国際標準に合わせて韓国の美術遺産やアーティストなどの情報を構築し、「ゲッティ語彙」のデータベースの一つである「ULAN」に反映するようにした。「ULAN」は、アーティストの人名情報を提供するデータベース。
国立文化遺産研究院は来月、韓国のアーティスト700人の情報を追加で提供し、検索できるようにする計画だ。
「ゲッティ研究ポータル」を通じて、国立文化遺産研究院が所蔵している韓国美術遺産の多様なデジタル情報を世界にサービスする方案も協議する予定だ。「ゲッティ研究ポータル」は、全世界の参加機関のデジタル美術史資料を無料で提供するオンライン検索プラットフォーム。
「ゲッティ語彙」は、国際標準により情報を体系的に管理していると評価される。 主要博物館や美術館、芸術分野に携わる研究者たちが、美術史用語を検索する際に活用している。
xuaiy@korea.kr