文化

2025.04.24



[ソウル=ソ・エヨン]
[映像=BY4M STUDIO公式 YouTubeチャンネル]

この春、ペ・ドゥナ主演の映画『ウイルス』が公開される。

16日、ソウル・江南(カンナム)区にあるメガボックスCOEXでは、映画『ウイルス』の制作報告会が行われた。監督のカン・イグァンとペ・ドゥナ、キム・ユンソク、チャン・ギハが参加した。

ペ・ドゥナ演じる翻訳家のテクソンが、3人の男性と予想外のエピソードに巻き込まれるというストーリーだ。相手役の3人は、ソン・ソクグ演じるスピル、チャン・ギハ演じる小学時代の友人のヨンウ、キム・ユンソク演じる治療剤開発者。原作は、イ・ジミン作家の『青春極限記』。

ペ・ドゥナは、この10年間、主にジャンル映画や社会派映画に出演してきた。そんな彼女が今回、久しぶりに恋愛映画に出演したのだ。憂鬱でつまらない毎日を送っていた彼女が、ある日突然ウイルスに感染し、恋に落ちるというユニークなストーリーだ。

ペ・ドゥナは「恋愛映画『空気人形』以降、ほぼジャンル映画を中心にやってきた。でも本当は、明るくて元気の出る作品がやりたかった」とし、「映画の魅力は、観客をハッピーにさせられる力にあると思う。ハッピーな映画に出演したくなった」と出演を決めた理由について話した。

(左から)カン・イグァン、キム・ユンソク、ペ・ドゥナ、チャン・ギハ=ソ・エヨン

(左から)カン・イグァン、キム・ユンソク、ペ・ドゥナ、チャン・ギハ=ソ・エヨン


ペ・ドゥナは「キム・ユンソク先輩とぜひ作品をやってみたかった」とし、「実際に一緒に撮影したら、期待以上に良かった」とほほ笑んだ。

キム・ユンソクも「ペ・ドゥナが、世界的な監督から人気がある理由がわかった。彼女は、韓国の国宝級の俳優だ」と話した。

ペ・ドゥナは是枝裕和監督の『ベイビーブローカー』、ジャック・スナイダー監督の『レベル・ムーン』など、海外の実力派監督の作品に出演し、その演技力を認められている。

映画『ウイルス』のワンシーン=BY4M STUDIO

映画『ウイルス』のワンシーン=BY4M STUDIO


歌手のチャン・ギハは今回、主演俳優としてスクリーンデビューした。「初の映画出演だが、思ったより登場シーンが多かった」とし、「素晴らしい俳優と共演できる貴重な機会だと思った」と話した。

『ウイルス』の公開日は、来月7日。

xuaiy@korea.kr