写真は、国立現代美術館果川で開かれた「韓国近現代美術Ⅰ」のメディア公開会=4月30日、京畿・果川、聯合ニュース
[ユン・ソジョン]
約260余りの博物館と美術館が、5月の1カ月間、展示や体験など、多様なプログラムを用意した。
文化体育観光部は2日から今月末まで「2025博物館・美術館週間」を開催すると明らかにした。全国約260カ所の博物館と美術館が参加する。
テーマは、「急変する共同体と博物館の未来」で、国際博物館協議会(ICOM)が選定した。地域の主要文化空間や地域の博物館と美術館を連携した旅行プログラムなどを披露する。
全国50カ所の博物館や美術館の所蔵品を選定した展示、急変する共同体や博物館の未来をテーマにした体験、全国の博物館や美術館と地域の特色ある文化名所を専門ガイドと一緒に訪れる旅行などのプログラムを用意した。
全国50カ所の博物館や美術館の所蔵品を選定した展示は、今年、新しく設けられたプログラムだ。所蔵品に隠された逸話を紹介するために企画された。 慶州(キョンジュ)世界自動車博物館のポニー1、慶尚北道・慶山(ギョンサン)市の慶山市立博物館の土器などを紹介する。
急変する共同体や博物館の未来をテーマにした体験は、展示9件と教育・体験プログラム17件で構成された。ソウルにあるサビナ美術館の「生態の家-韓屋」、済州にあるユ・ドンリョン美術館の「済州パビリオンプロジェクト」など、全国31の博物館と美術館が参加した。
地域の特色ある博物館や美術館と地域の名所を専門ガイドと一緒に訪問するプログラムは、京畿(キョンギ)道・楊平(ヤンピョン)、坡州(パジュ)、慶州(キョンジュ)、大田(テジョン)、全州(チョンジュ)、済州(チェジュ)など、6つの地域で計25回行われる。参加できる人数は、毎回約30人だ。
詳細は、公式ホームページ(
www.museumweek.kr)で確認できる。
ユ・インチョン文化体育観光部長官は「博物館はすべての始まりであり、すべての答えがここにある」とし、「博物館と美術館をぜひ訪れてみてほしい」と話した。
「2025博物館・美術館週間」のポスター=文化体育観光部
arete@korea.kr