「風の丘」で有名な臨津閣平和ヌリ公園には、平和を象徴する3千個の風車がある。
[チョン・ジュリ、イ・ギョンミ]
[写真=韓国観光公社]
2018南北首脳会談が開かれる板門店(パンムンジョム)近くの京畿道(キョンギド)の坡州(パジュ)地域が平和を象徴するお出かけ先として注目されている。
北朝鮮と接している同地域には、南北の和合・交流を感じられる名所がある。臨津閣(イムジンガク)国民観光地、都羅山(ドラサン)駅、烏頭山(オドゥサン)統一展望台など、板門店に行く道にある観光地や特別イベントを紹介する。
1。臨津閣国民観光地
軍事境界線から南方約7キロ離れたところに位置する臨津閣国民観光地には、臨津閣と平和の鐘、望拝壇、平和ヌリ公園など、南北和合を象徴する様々なものがある。毎年名節になると、失郷民たちが故郷である北朝鮮に向かって祭祀を行う「望拝壇」の後ろには1953年休戦協定の締結後、韓国軍の捕虜1万2773人が北朝鮮から帰還した「自由の橋」がある。
都羅山駅のホーム上にある駅名板。「平壌まで205キロ、ソウルまで56キロ」と表記されている。
2。都羅山駅
2000年に京義(キョンイ)線の復旧事業として建てられた都羅山駅は、2002年2月20日、米国のブッシュ元大統領が訪問し、世界的に注目を集めた。駅舎内には「都羅山駅は、南側の最後の駅ではなく、北側へと行く最初の駅です」と書いてある。
3。烏頭山統一展望台
烏頭山統一展望台は、北朝鮮から直線距離で460メートルしか離れていない場所で、非武装地帯の幅が最も狭い展望台である。3階と4階から北朝鮮の開城(ケソン)の松岳(ソンアク)山や黄海道(ファンヘド)が見える。26日から11月まで、臨津江(イムジンガン)芸術団の北朝鮮文化芸術公演が毎月1回披露される。
4。DMZ自転車ツアー
29日、臨津閣一帯で「DMZ自転車ツアー」が開かれる。普段は一般人の立ち入りが制限される民間人出入統制区域で行われ、17.2キロを走る。
お問い合わせ:DMZ観光事業チーム 031-956-8306~7
km137426@korea.kr