ユネスコ世界文化遺産として登録されている昌徳宮=文化財庁
[ソ・エヨン]
ソウルの5大古宮の一つ昌徳宮(チャンドックン)で、毎年恒例の「月明り紀行」が開催される。期間は9月1日から10月28日までの毎週木曜日~日曜日。
夜間観覧の「月明り紀行」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産に登録されている昌徳宮で行われる文化イベントで、今年で13年目の開催となる。
より多くの人に参加してもらえるよう、今回からは1日の参加人数を従来の100人から150人に増やす。 1回25人ずつ、5分間隔で入場する。1日6回(19:00、19:05 、19:30、19:35、20:00、20:05)、観覧時間は一回あたり約90分間。
前回、熙政堂の内部が初めて公開されて以来、今回は外玄関を開放し、近代期の照明がともった姿を披露する。
熙政堂は、昌徳宮の宣政殿(ソンジョンジョン)と大造殿(テジョジョン)の間にある建物で、朝鮮時代の王と王妃が生活していた場所。国家指定文化財宝物である。
ほかにも、上涼亭で韓国の伝統楽器であるテグム(横笛)の音色を聴きながら、都心の夜景を眺めたり、演慶堂で伝統芸術公演を鑑賞したりできる。
9月のチケットは今月22日の午後2時から予約サイトのインターパークチケット(
https://ticket.interpark.com)で、先着順で購入できる。1人当たり2枚まで購入可能。10月のチケットは抽選販売となっており、抽選は9月に行われる予定。一般券(1人当たり2枚)、家族券(1人当たり4枚)のうち選択可能。料金は1人3万ウォン(約3100円)。
xuaiy@korea.kr