DDP芝生の丘で上映された映画を見る観客ら=1日、ソウル、ソウルデザイン財団
[ソウル=ユ・ヨンギョン]
ソウル市内の複合文化スペース、東大門デザインプラザ(DDP)で1日から3日まで、「DDP夏まつり:デザイン・バイブ」が行われた。市民たちはDDP前の広場などで休息を取りながら映画やコンサートなど、様々なプログラムを楽しんだ。
DDPで行われたライブ公演=1日、ソウル、ソウルデザイン財団
広場ではライブ公演が行われていた。この公演は、市民に日常でアートを体験してもらおうと、ソウル市が2011年からスタートした文化事業。観客は一緒に歌ったり、音楽に合わせて踊ったり、公演を満喫していた。
DDP内では、イルカが泳ぐ様子を表現した絵を見ながら、400メートルの坂道を上るイベントが行われた。
イルカの絵を見ながら坂道を上る観客たち=1日、ソウル、ユ・ヨンギョン撮影
他の会場では、全国の有名な手作りビールが飲めるブースが設置された。猛暑が続く中、暑さを忘れさせてくれる冷たいビールは、まさに最高の一杯。
DDPデザインホールでは、DDP開館10周年を記念するポスターの展示を背景に、ワインを飲みながら話し合うトークショ
ーも開催された。
ワインに関するトークショーの様子=1日、ソウル、ソウルデザイン財団
夜になると、DDP芝生の丘は、屋外の映画館になった。家族連れの観客が「ミニオンズフィーバー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」など、映画を鑑賞した。
他にも、脳波を利用したメディアアートの展示、大きな風船を活用した展示など、様々な特別イベントが行われた。
このように、DDPは様々な展示やイベントを提供している。今年6月までにDDPを訪問した人数は、1億人を超えた。
DDPは、地下鉄2号線・4号線・5号線の東大門歴史文化公園駅と直接つながっている。
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