名誉記者団

2019.06.19

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[ソウル=田村温子(日本)]

6月14日~16日にソウル市庁広場で「2019アセアンウィーク」が開催されました。私は3日中、2日間こちらの行事に参加してきました。

ASEANについて簡単にご説明しますと「東南アジア諸国連合」で加盟国は10か国、東南アジアの経済・社会・政治・安全保障・文化に関する国際機構です。

今回は韓国-アセアン対話関係樹立30周年、および韓国-アセアンセンター設立10周年を記念しての行事でした。

メインイベントとしては、1日目開幕コンサート、2日目ファッションショー、3日目トークショーとどの日も楽しいイベントが開催され、幅広い年齢層の人たちが参加していたのが印象的でした。

イベントの外にも東南アジア10か国のブースが出ており、記念撮影をしたり、その国について紹介してもらったりと大変賑わっていました。

私も今年、東南アジアに旅行に行こうかと検討していたところだったので、いろいろ見てみて参考になりました。

10か国の国別ブースとイベントブース=14日、ソウル、田村温子撮影

10か国の国別ブースとイベントブース=14日、ソウル、田村温子撮影



インスタグラムイベントやSNSフォローイベント、ルーレットもしており、気軽に参加できました。私はインスタグラムイベントとアンケートに答えて、プラスチックボトルを頂きました。

ルーレットイベント=14日、ソウル、田村温子撮影

ルーレットイベント=14日、ソウル、田村温子撮影



時間制限があり参加できませんでしたが『アセアン旅行』のモバイルアプリをダウンロードして参加できるルーレットでした。エコバッグやお菓子がもらえるようで、たくさんの人が参加しようと列に並んでいました。

インドネシアブースで伝統衣装を着用しているモデル=14日、ソウル、田村温子撮影

インドネシアブースで伝統衣装を着用しているモデル=14日、ソウル、田村温子撮影



インドネシアブースの前には、伝統衣装を着用しているモデルさんが立っていました。とてもきれいで印象深かったです。

無料で配られていた飲み物=14日、ソウル、田村温子撮影

無料で配られていた飲み物=14日、ソウル、田村温子撮影



お昼は暑かったので、無料で冷たいコーヒーやジュース、日よけの紙帽子等も配られており暑さ対策の配慮もされていました。

開幕式に参加した観客たち=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center

開幕式に参加した観客たち=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center



東南アジアから来た観客たちと大きなカメラを持った取材陣で開幕式はにぎやかでした。ステージでは開幕式まで、それぞれの国の伝統文化公演が行われていました。

さて、1日目のメインイベントである開幕式は夕方6時30分からでしたが、私が行った夕方5時にはもう既に前の席は全て埋まっており、後ろの席もだいぶ埋まっている状態でした。

というのも、韓流アイドル・世界の元祖K-POPアイドルである、JYJのキムジュンスが出演するためでした。

ドラマOST「사랑은 눈꽃처럼(愛は雪の花のように)」、「How Can I Love You」と、出演ミュージカルドラキュラより「Loving You Keeps Me Alive」全3曲を披露しました。

開幕式で公演を行うキムジュンス=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center

開幕式で公演を行うキムジュンス=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center



一番前に座っていたファンは午前中から席取りをしていた模様です。まだまだJYJの熱は熱いですね。スローガンやペンライトを持参しているファンも多く、会場の熱気が感じられました。

また30~40代くらいに見える女性ファンも多かったですが、思いの外若いファンも多く、ファン層が幅広いことにもびっくりでした。日本人ファンも遥々日本から来ていました。

もともとJYJファンだった私ですが、久しぶりに生でキムジュンスの歌声を聞き、歌唱力が衰えることはおろか、長らくミュージカルをしているため歌に込められた力強さや、美しい歌声、懐かしさや感動で涙が出てしまいました。

ジュンス本人も「除隊してから、外で公演をするのは初めてで意味が深いし、このような席に呼んでいただき光栄です。気候もよくとてもいい日ですね」とトークしていました。

他にもTHE ONEという韓国で有名な男性歌手も歌を披露。歌に合わせて世界の民族衣装を披露するステージもありました。

ソウル市長(真ん中黄緑色の韓服着用)を中心とし、韓ASEANセンター事務総長、駐韓大使の方々と関係者=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center

ソウル市長(真ん中黄緑色の韓服着用)を中心とし、韓ASEANセンター事務総長、駐韓大使の方々と関係者=14日、ソウル、ASEAN-Korea Center



韓国に居て東南アジアの国々とK-POPを身近に肌で感じることができた日でした。

この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr