韓国のおかず
[大阪=綱嶋菊代(日本)]
[写真=コリアネットDB]
韓国の食文化の魅力と言えば、テーブルいっぱいに並ぶおかずです。
長期保存できて手軽に食べられるおかず(常備菜)のことを韓国語では「밑반찬(ミッパンチャン)」と言います。種類も豊富です。今回は、様残な食材と調理法で作られる韓国のおかずを紹介します。
韓国のおかずは、煮る・炒める・和える・漬けるという調理法で作られます。
韓国のジャンチョリム(牛肉の煮物)
・조림(チョリム、煮物)類
魚や肉、根菜や豆類などを醤油ベースで煮込んだ料理です。甘辛く煮たものや、コチュジャン唐辛子の粉を加えた韓国らしいピリ辛なものなどがあります。
韓国のカムジャポックム(ジャガイモ炒め)
韓国のシグムチムチム(ホウレンソウの和え物)
・나물(ナムル、和え物)類
日本でも馴染み深い、豆もやしやほうれん草のほかにも海藻類などもあります。味付けには、にんにく・塩・すりごま・唐辛子などの調味料が使われ、ごま油で仕上げるのが特徴です。
韓国のマヌルチャンアチ(ニンニクの漬け物)
・장아찌(チャンアチ、漬け物)類
ダイコンやキュウリ、ニンニクなどを、醤油や味噌、コチュジャン、酢などに長期間漬けます。ご飯のお供になる少し塩辛い物が多いです。
韓国のチャプチェ
この中で、私が大好きなおかずは、チャプチェです。
唐麺(タンミョン)と呼ばれる春雨と、細切りにした牛肉とタケノコ、ニンジン、タマネギ、ホウレンソウ等の野菜、シイタケやキクラゲなどのキノコ類をゴマ油で炒め合わせ、醤油、食塩、砂糖等で甘辛く味を付ける、韓国の炒め物です。
ごま油と野菜のシャキシャキ感と、春雨がおりなすなんとも言えない食感と美味しさ。何杯でも食べられます。家でもたまに作るくらい大好きです。
料理は視覚と味覚で楽しむもの、こんなに沢山の美味しいものを目の前にすると本当に幸せな気持ちになります。
韓国が好きな理由の一つに韓国料理もあげられるほど美味しくて、健康的な美しい韓国料理、早くまた食べたいです。
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr