名誉記者団

2021.07.01

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[大阪=大野瑠華(日本)]
[写真=BigHit Entertainment Facebook]

BTSが6月13日デビュー8周年を迎え、それを記念するオンラインファンミーティングを6月13日と14日、2日間にわたり、ソウルで開催しました。その名も「小宇宙(SOOWOOZOO)」。195か国・地域で133万人余りが視聴、各日約2時間半にわたり15曲を披露しました。

 
8周年を迎えた今、大手でもない芸能事務所から出たアイドルから名実ともにワールドスターへと成長した彼らがどんなステージを見せたのか、またどんなメッセージを伝えたのか迫っていきたいと思います。


会場が派手に飾られていたので、近隣に住むARMYが会場の様子をSNSに投稿しファンの期待はますます膨らみました。


いざファンミーティングが始まると、BTSのメンバーが電車のようなものに乗って登場しながら「Life Goes On」を披露。少し2年前のファンミーティング、マジックショップを連想させるような演出です。会場に観客の姿が映るモニターが配置されていて、まるで観客がいるかのような熱気が伝わってきました。



続いて、最新曲「Butter」と大ヒット曲である「Dynamite Tropical Remix」をパフォーマンス。「Butter」をイメージしたカラーの衣装に身を包み、様々な魅力を見せました。


少しトークの時間を挟んで次の曲は、初日と2日目で違っていて、初日は「引っ越し」を久しぶりに歌い上げ、2日目はワールドツアーエディションということで日本の最新シングルで映画『シグナル』の主題歌である「Film Out」を歌いました。高音とメンバーのハーモニーが最高でした。

なんといっても見どころは、メンバーのソロ曲を7人で歌ったとことではないでしょうか。それも両日異なる曲でしたが、初日はSUGAがAgustD名義で発表したミックステープから「テチタ」、2日目はJ-HOPEがBecky Gとのコラボで発表した「Chicken Noodle Soup」。



「テチタ」では韓服を着て時代劇のような雰囲気で荘厳なステージを、「Chicken Noodle Soup」ではポップな雰囲気で誰もが一緒に踊りたくなるようなステージをそれぞれ披露してくれました。



その後も「FIRE」「So What」などの楽曲を事前に募集していたARMYの声援の中で歌い、かっこいいアレンジが加えられた「Not today」で幕を閉じました。


アンコールを叫ぶ声が響き渡り、それに応えBTSが再び登場。初日は韓国語で、2日目は日本語で「Wishing On a star」を歌いました。最後には、公演のタイトルにもなっている「小宇宙(マイクロコスモス)」を歌う中、派手な花火があがり、美しいフィナーレを迎えました。


最後のその日の感想を述べる際には、「公演らしい公演をしたかったが満足できた。もうすぐ観客を入れた公演ができると信じている」とSUGAは語り、「いい事だけ考えるにも時間が足りないぐらいだから、悪いことは考えずいい事だけ考えてほしい」とジミンは言いました。


BTSと早く会いたいと思ってるARMYは少し期待を抱けるようになったかもしれません。また「早く会いたい。その日まで健康でいてほしい。年寄りになっても音楽を続ける」というジョングクの言葉や、「離れていてもいつも隣にいる。ARMYの望むことをしたい」というジンの言葉に歓喜したARMYも多かったのではないかと思います。



全体的にかぶせも何もない生歌と、パフォーマンスの迫力が圧巻でした。屋外での公演だったので、事前に集めたARMYの声を現場で流すなど様々な特殊技術も相まって、臨場感溢れる演出になっていたと思います。


韓国では、もう少しずつ観客を入れた公演ができそうになっている状況のようですが、海外からの参戦は難しいです。一日でも早く観客の生の声援の中で公演ができるようになることを願ってやみません。


また、ジョングクの言葉のようにできるだけ長くBTSとして活動をし、ARMYと何度も6月13日を祝えたらいいなと思います。


*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr