名誉記者団

2022.10.04

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[茨城=登久美子(日本)]

[写真=SMエンターテインメント]

少女時代の新曲で世界中のSNSが賑わっている。
 

今年8月、ガールズグループ少女時代がデビュー15周年を迎え、ニューアルバム「FOREVER 1」を発売した。8人揃った完全体でのアルバム発売は2017年8月に発売した「Holiday Night」以来、実に5年ぶりだ。筆者も久しぶりに少女時代のパフォーマンスを観たのだが、完成された表情とダンス、異次元とも言える存在感、その一挙手一投足に目が離せなくなった。今回はそんな“絶対的ガールズグループ”少女時代のカムバックを特集していきたい。

少女時代は2007年8月にシングル「Into The New World(다시 만난 세계)」でデビュー。デビュー曲を始め「Gee」「Genie」「MR.TAXI」「Lion Heart」など新曲を出すたびに大ヒット、K-POP界のトップを走るガールズグループとして君臨してきた。

メンバーはリーダーでメインボーカルのテヨンを始め、センターでビジュアル担当のユナ、日本語がネイティブレベルのスヨン、女優としても活躍するユリ、末っ子でリードボーカルのソヒョン、トーク力を生かしてバラエティに引っ張りだこのサニー、メインダンサーのヒョヨン、アメリカ生まれのティファニーと個性豊かな「濃い」キャラクターの8人。

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筆者が最初に少女時代を聴いたのは2009年に発売された「Genie(소원을 말해봐)」だった。細い足にハイヒールを履いて歌いながらダンスをする姿、斜め一直線に全員が並んで一糸乱れぬダンスをする姿、そして最後サビの繰り返しでテヨンが被せてくるフェイク、とどれもこれも格好良くて鳥肌が立った。普段は可愛い彼女たちが歌って踊ったら格好良くなる、という予測不可能なギャップにやられた人も多かったのではないだろうか。

今回のアルバム「FOREVER 1」は全部で10曲。アルバム名にもなりタイトル曲でもある「FOREVER 1」を始め、爽やかでポップな「Lucky Like That」、一風変わったリズムが面白い「You Better Run」、メンバーの表現力が光るバラード曲「Mood lamp」、アンニュイな雰囲気のミディアムナンバー「Paper Plane」など少女時代ならではの歌声を聴くことができる。その中でも、タイトル曲の「FOREVER 1」はデビュー曲である「Into The New World」を手がけたKENZIEが楽曲制作に参加しており、デビュー当時から変わらない8人の魅力を盛り込んだ一曲になっている。

そしてSNSでは少女時代のカムバックを待ち望んでいた多くのファンで沸いている。「めっちゃ爽やか!!」「音源聴いてるだけだとまだ実感がわかなかったんだけど、カムバステージをみてやっとソシ(少女時代)がカムバしたっていう実感がわいた。」など、様々なコメントがアップされている。一通り見た感じだと、どちらかというと書き込みが多かったのは女性アカウントだ。少女時代が長くたくさんのファンに愛され続けているのは、男性ファンはもちろん同性である女性ファンからの支持も大きいからだろう。

今年は少女時代を始め、KARA、2NE1、BIGBANGなどK-POP第二世代と言われるグループが続々と復活を発表している。K-POP第二世代とは2000年代~2010年代にかけてK-POP業界を賑わせたグループだ。そんなK-POP第二世代のカムバックラッシュ一番手となった少女時代。今年後半にかけてますます盛り上がることが予想されると同時に、現在進行形で伝説を作り続ける彼女たちから目が離せない。



登 久美子(のぼる くみこ)


茨城県たかはぎFM「旅するK-POP(全国18局より放送中)」のパーソナリティーであり番組編集も担当している。


Twitterアカウントは @Kanna_Yuri 

ブログは https://kannayuri.hatenablog.com/





*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr