名誉記者団

2022.10.25

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『D’FESTA TOKYO』の入口=14日、東京、花野友季子撮影

『D’FESTA TOKYOⅡ』の入口=14日、東京、花野友季子撮影


[東京=花野友季子(日本)]

全世界でK-POPが人気を集めている中、日本でK-POPの過去と現在、そして未来を見ることができるフェスが開かれました。韓国の芸能ニュースメディア「Dispatch(ディスパッチ)」の創立10周年を記念して、羽田空港第2ターミナルで『D’FESTA TOKYOⅡ』が開催中です。

2022年4月、「D’FESTA」が韓国・ソウルで開催。コロナウイルスの影響で観客の前で公演ができない中、写真や映像、メディアアートなど最先端のテクノロジーを駆使して行われた展覧会は世界中のK-POPファンの間で話題になりました。

日本では7月に『D’FESTA TOKYO』として開催され、幅広い世代からの熱い支持を受けてチケットは即完売しました。10月15日からは前回よりも広い会場で、5つのテーマ【「THE MOVIE」、「THE EXHIBITION」、「THE EXPERIENCE」、「THE ARTIST PIC」、「THE GACHA」】で成り立つ来場者参加型フェスです。


世界で活躍する9つのグループ、ENHYPEN/TXT/STRAY KIDS/NCT DREAM/NCT127/TWICE/SEVENTEEN/BTS/NU’ESTの魅力を体感することができます。

このフェスでは、Dispatchが10年間撮影してきたアーティストの写真など約290点と、このために撮影されたパフォーマンス映像を見ることができます。初公開は、アーティストによる直筆絵日記と等身大パネルと撮影を楽しめるフォトスポットの2つです。

入口では9つのグループ全69名のモノクロの大型ポスター「GIANT POSTER」がお出迎え。入場時に受取るフォトカードチケットはランダムでの配布で、ここでしかもらえない限定品です。

「THE EXHIBITION」は、6つのセクションがあります。

セクション1:「カラーコーポレート」
入口を抜けると左側にカラーの全身ショットがあります。直筆メッセージやサインがあるアーティストは展覧会に来場しており、グループを越えた交流を探すのもお楽しみだそうです。


セッション1=14日、東京、花野友季子撮影

セクション1=14日、東京、花野友季子撮影


セクション2:「ブラック&ホワイト」
セクション1の向かい側には、アートなモノクロのポートレート写真が並んでおり、全69名それぞれの顔にフォーカスしたこれまでに見たことのない1枚が並んでいます。顔のパーツに注目してみると、新たな魅力を発見できるかもしれません。


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セクション2=14日、東京、花野友季子撮影

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セクション2=14日、東京、花野友季子撮影


セクション3:「メモリールーム」
アイドルの秘蔵写真を振り返る展示からは、デビュー当時から築かれてきた関係性を知ることができます。通路の両側にたくさんの写真が飾られており、アーティストたちのこれまでの成長を見ることができました。

セクション4:「コンセプト写真」
Dispatchオリジナルのコンセプトで各グループを撮り下ろした写真がガラスパネルで展示されています。どのグループも色鮮やかな写真で、実際に本人を目にしているかのような美しさがありました。


セクション4

セクション4=14日、東京、花野友季子撮影


セクション5:「アーティストペイント」 

各グループがDispatchの10周年をお祝いするために描いた大きなキャンパスは、グループごとに色使いと絵、デザインを見ることができます。ビハインド映像を見て制作工程を知ることで、メンバーへの愛が深まると思います。


セッション6

セクション5=14日、東京、花野友季子撮影


セクション6:「BE TOGETHER」
50mに及ぶ等身大パネルがあり、アーティストの横に座って、一緒に記念撮影することができます。


セクション6=14日、東京、花野友季子撮影

セクション6=14日、東京、花野友季子撮影


そして、日本でのオリジナルコンテンツ「THE ARTIST PIC」。9つのグループから1つ選択し、メンバーとランダムで写真撮影を楽しめるフォトブースです。自分の写真は左上に印刷され、自分の好きなグループのペンライトやグッズと一緒に撮っても楽しいですね。


「THE ARTIST PIC」エリア

「THE ARTIST PIC」エリア=14日、東京、花野友季子撮影


会場内のフォトスポットの一つは「Sign Wall(サインウォール)」です。 NCT127とTXTなどが記念撮影した実際のサインは展示会のエリアに掲載されており、こちらは複製されたもの。この前で記念写真を撮ったり、サインやメッセージから自分の推しを探してみたりするのも楽しそうです。また、来場者がメッセージを残せるウォールもありました。


サインウォール

サインウォール=14日、東京、花野友季子撮影


「THE MOVIE」では、K-POPアーティストによるパフォーマンス映像を世界最高峰レベルのXR(クロスリアリティ)技術で撮影したステージ映像と5.1チャンネルサウンドの音響を用い、超特大プロジェクターで見ることができます。ステージがまるでそこにあるかのような没入感に浸ることが可能です。


「THE MOVIE」ENHYPENのパフォーマンス

「THE MOVIE」ENHYPENのパフォーマンス=14日、東京、花野友季子撮影


今回初登場の「THE GACHA」は、指定の条件をクリアするとコインをもらうことができ、各グループごとにガチャを回すことができます。ガチャは、9つのグループごとにピンボタンを封入されています。各グループメンバー各1点+グループ集合1点の中から1種が当たり、グループロゴプリントピンボタンがランダムで入っています。


その先にはグッズ売り場があり、各回90分の間好きなエリアを見て回ることができます。


「THE GACHA」

「THE GACHA」=14日、東京、花野友季子撮影


日本では空港内での開催なので、国内外多くのK-POPファンに体験してほしい展覧会だと感じました。今回K-POPの10年間を写真とともにたどって感じたことは、10年前は音楽やダンスに魅了されていたこと、今はアイドルも内側の美しさやカッコ良さ、実力が求められる時代になったということです。

これからは歌やダンス、モデル、演技に取り組むなどのアイドルに関する既成概念にとらわれない、色んな世界に出ていく姿を見ていくことが楽しみになりました。進化し続けるK-POPをこれからも追い続けたいと思います。

『D’FESTA TOKYOⅡ』ポスター=Dispatch


同フェスは11月30日まで続きます。


*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr