KANUN waVe
曲はNMIXXのLove Me Like Thisです。この曲は、NMIXXのダンスと歌唱力の高さをフルに引き出していると言える曲です。特にその振り付けや細かな強弱からしても強固な基礎力・チームとしてのレベルの統一感がないと揃って見えない・力強さが伝わらない、かなり踊る難易度が高い曲だと思います。
NMIXXのまず曲が始まった瞬間、歌っている?と思うほどのリップシンク・表情管理、音への体の乗り方でした。ダンスも手の軌道から角度、静と動までチーム全員で一糸乱れずに揃っていました。ここで感じた素晴らしい点は、この曲に必要な力強さ・勢いは維持したまま、振りの精度を保っていたところです。リズムを取り腰を落としながら手を上に上げる振り付けでも、手首の角度から腰の高さまで揃っていました。これは分かりやすく言うと、リフティングをしながらキャッチボールをするくらい上下それぞれの難易度があったと思います。また、アップテンポの中で行われるリズムの取りにくい首のアイソレーション、頭を振る際の髪の毛の動き、全くズレない足踏み等どれを取っても完成度の高さを感じました。振り付けの精度もそうですが、パフォーマンス中、常にステージから観客席に発信されていくオーラが凄かったです。
Twinkle Boys
曲はSuper MのJoppingです。Twinkle Boysは大会前から別の接点で取材をしていたため、本大会の応募曲を知った時はこの曲で行くのか!!と衝撃を受けました。難易度の高さを誰もが認めるこの曲を、ノーカットの通しの一発勝負でステージで揃って踊ることは想像するだけで大変なことです。