名誉記者団

2023.10.17

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【文・写真=大山 千恵】

🔳45歳で留学!?

昨今のKーPOPやKドラマの人気から、韓国語を話したい!韓国語を読めるようになりたいという 若者~大人まで大変増えてきました。 韓国には学生だけでなく、一般の方も受け入れてくれる留学システムがあるのをご存じでしょうか? 留学と聞くと若い世代の方だけの話と思ってしまいがちですが 私は45歳の時に友人と2人で留学にチャレンジしました。 45歳というと、世間では立派なおばさんですが大変、良い経験をしたので 皆様に知って頂けたらと思います。

🔳なぜ韓国留学をしようと決めたか?

もともと私は韓国が大好きで年に何度も旅行に訪れていました。  そんな私を見て、主人が 『そんなに韓国が好きなら留学でもしてきたらいいのに?』 と言った一言が きかっけとなりました。 その提案に、私は心が躍り  早速、韓国留学について自分で調べ始めました。 まず期間が選べるという事を知り、家族を置いて行くのであまり長い期間は申し訳ないと思い 2週間コースにすることにしました。(今は1週間の留学もあるようです。) 次は、2週間コースを実地している学校を調べました。 たくさんの大学がある中、駅が近く、できれば男子が多い方がかっこいい男子がみれるかも!? という不純な動機もありながら『漢陽大学』に決めました。 後は、学校との手続きや寄宿舎等のサポートしてくれる会社を探して 無事にスタートさせました。

🔳いよいよスタート!

初日は試験があり、その成績によりクラス分けがされます。 まずは書きとりの試験があり 友人はハングルで名前しか書けてない! 問題は一問も解けなかったと言ってました。 でもリスニングでは『好きな俳優は?』と聞かれ 『ヒョンビン!』 と答えれた!と笑ってました。 そんなレベルの私たちは安の定、2クラスある中の下のクラスとなりました。 テストの後は先生方がクラスメートと共にバイキングを食べに近くのレストランに連れて行って くれました。

🔳寄宿舎到着

寄宿舎は学校の近くで、友人との相部屋をお願いしていました。 そこで初めての経験! ドラマでよく見る暗証番号付きの玄関ドアだったんです。 友人と興奮しながら嬉しくて何度もカシャッと上下にスライドさせました。

寄宿舎の暗証番号付きの玄関ドア

寄宿舎の暗証番号付きの玄関ドア


部屋の中は二段ベットで薄い布団が一枚ついていました。 真冬なのにこんな薄い布団では無理だと思い、すぐに南大門へ布団を買いにいきました。 その夜、オンドルで死ぬほど部屋が暑くなることも知らずに・・・ 買ってきた布団は日の目を見ることはありませんでした。

部屋のニ段ベット!布団等はクリーニングされたものが置いてありました。机は二つありました

部屋のニ段ベット!布団等はクリーニングされたものが置いてありました。机は二つありました


その他にも寄宿舎ではいろいろな事がありました。 初日から、お湯が途中で止まってしまい、友人がシャンプーをしたまま出てきたり 洗濯機の使い方がわからず、そのままスタートを押していき授業から帰ってきても洗濯が終わっておらず 私の新品のタオルがぼろ雑巾のようになってできあがった事。今思えば本当に楽しい思い出ばかりです。

生活するのに困らない程度に家電は揃っています

生活するのに困らない程度に家電は揃っています


次回はいよいよ留学生活です!後編へつづく。

*この記事は、日本のKOREA.net名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

hjkoh@korea.kr