政策

2016.06.03

朴槿恵大統領が2日にパリ・国際大学都市本館で開かれた国際大学都市の韓国館着工記念式で祝辞を述べている。朴大統領これから建立される韓国館が、世界の若者たちが交流・理解する空間になることを願った

朴槿恵大統領が2日にパリ・国際大学都市本館で開かれた国際大学都市の韓国館着工記念式で祝辞を述べている。朴大統領これから建立される韓国館が、世界の若者たちが交流・理解する空間になることを願った



フランス・パリに韓国人留学生が生活する学生寮が2018年に開館する。
フランスを国賓訪問している朴槿恵(パク・クネ)大統領は2日にフランス・パリの国際大学都市(Cite Internationale Universite de Paris)で開かれた「韓国館(Maison de la Coree)着工記念式」に出席した。

朴大統領は「韓・仏国交樹立130周年を迎えた今年事業が始まったことは非常に意義深い。今後建設される韓国館は韓国の学生だけでなく、世界の若者たちが一緒に交流・疎通することで互いを理解し、パートナー関係を結べる大切な空間」と話した。

国際大学都市の韓国館には260人以上の留学生が生活できる寮をはじめ講演会場、食堂、セミナー室、オフィス、休憩所、調理空間などの施設が整えられる予定。2018年1学期から新入生を受け入れ、全体の約7割は韓国人留学生に、残りは他国の留学生が入居することになる。

パリの国際大学都市は第1次世界大戦以降の1920年、フランス教育相の提唱で造成された多国籍学生寮群。アメリカ、ドイツ、日本、インド、カンボジアなどの25カ国で寮を運営しており、韓国は26番目の国となる。現在、フランス内韓国人留学生はおよそ6,500人に達する。

コリアネット イ・ハナ記者
写真:青瓦台
翻訳:イム・ユジン
hlee10@korea.kr

フランスを国賓訪問している朴大統領が2日にパリの国際大学都市本館で開かれた国際大学都市の韓国館着工記念式で礎石を据えている

フランスを国賓訪問している朴大統領が2日にパリの国際大学都市本館で開かれた国際大学都市の韓国館着工記念式で礎石を据えている