朴大統領とロシアのプーチン大統領が3日、ウラジオストクで首脳会談を行う。写真は2013年青瓦台を訪問したプーチン大統領と握手する朴大統領
青瓦台は1日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日から9日まで、ロシア、中国、ラオスの3国を歴訪し、米国、中国、ロシアの首脳と立て続けに会談を行うと発表した。
朴大統領はまず第2回東方経済フォーラム(EEF)が開催されるロシアのウラジオストクで3日、ウラジーミル・プーチン大統領と首脳会談を行う。
今回の会談では、▲前回の会談後の両国関係の現状に関する点検、▲北核と北韓問題など韓半島情勢に関する意見交換、▲両国間の実質的な協力の強化策、▲気候変動やテロなどの国際問題に関する両国間の協力策などについて議論を交える予定。
青瓦台は「特に今回の会談は、年初に北韓が核実験と長距離弾道ミサイルの発射を強行したことに続いて、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射するなど露骨に安保理決議を違反する挑発を繰り返している状況で、北核や北韓問題に関して韓国とロシアが協力し合うきっかけになるだろう」と説明した。
朴大統領は主要20カ国・地域(G20)首脳会議への参加に兼ねて中国の杭州を訪問し習近平国家主席と首脳会談を行う。写真は2015年9月北京で開かれた韓中首脳会談
朴大統領は、ラオスで開催されるASEAN首脳会議に参加し、米バラク・オバマ大統領とも首脳会談を行う。写真は3月にワシントンで開かれた第4回核セキュリティ・サミットに参加しオバマ大統領と握手している朴大統領
また、朴大統領はG20会議が開催される中国の杭州を訪れ、中国の習近平国家主席と二者会談を行うと青瓦台は伝えた。杭州では中国の他に、サウジアラビア、エジプト、イタリアの首脳とそれぞれ二者会談を行う予定。
さらに、朴大統領はラオスでのASEAN首脳会議に参加し、米バラク・オバマ大統領とも首脳会談を行う。日本の安倍晋三首相とも二者会談を行う方向で現在最終調整中にあると青瓦台は説明した。
コリアネット ウィ・テックァン記者
写真:青瓦台
翻訳:キム・ドンヒ
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