科学技術

2025.07.18

「ホライズン・ヨーロッパ」準加盟国加入のための議定書に署名した後、交換する駐ベルギーEU大使のユ・ジョンヒョン氏(左)とEU執行委研究革新総局副総局長=17日(現地時間)、ベルギー・ブリュッセル、聯合ニュース

「ホライズン・ヨーロッパ」準加盟国加入のための議定書に署名した後、交換する駐ベルギーEU大使のユ・ジョンヒョン氏(左)とEU執行委研究革新総局副総局長=17日(現地時間)、ベルギー・ブリュッセル、聯合ニュース


[アフメットジャヴァ・アイスル] 

韓国がアジア国家としては、初の「ホライズンヨーロッパ」正式準会員国になった。

韓国の研究者は欧州連合(EU)の研究者のように、課題の公募に参加することができるようになった。また、EUで課題として選定されれば、国内評価なしにホライズン欧州で研究費の支援を受けられるようになった。

科学技術情報通信部と外交部は17日(現地時間)、ベルギーのEU執行委員会本部で「大韓民国の欧州連合プログラム参加に関する協定」および「大韓民国の2021~2027年研究および革新体制プログラム・ホライズン欧州準加盟国加入に関する議定書」における署名式を開催したと明らかにした。

署名式には、ユ・ジョンヒョン駐ベルギーEU大使とシグネ・ラッソEU執行委研究革新総局副総局長が代表として参加した。

世界最大規模の多者間研究プログラムであるEUのホライズン欧州は、2021年から7年間995億ユーロを支援する研究事業だ。

EU27加盟国と英国、ノルウェー、アイスランド、カナダなど19の準加盟国が参加中だ。韓国は20番目の加盟国であり、アジアの国としては初めて正式に加入した。
韓国政府は、国内研究者のホライズン欧州への参加を活性化するために、事前企画課題の支援、ホライズン欧州説明会の開催、韓国研究財団ホライズン欧州多国間協力チームの新設、韓国・欧州の研究者討論会の開催など、多様な支援策を推進している。

aisylu@korea.kr