政策

2017.09.20

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チェコのミロシュゼマン大統領に2018平昌冬季オリンピック·パラリンピックの公式マスコットであるスホランとバンダビのぬいぐるみをプレゼントしている文在寅大統領=19日、米ニューヨーク本部、青瓦台フェイスブック



[ソン・ジエ、キム・ウニョン]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日(現地時間)、チェコのミロシュ・ゼマン(Miloš Zeman)大統領と会談し、戦略的協力パートナー関係の強化や北核問題の共助について議論した。

両国の首脳は、2015年締結した両国間の戦略的協力パートナー関係が発展し続けることを高く評価した。その上で、相互協力を一層発展していくことにした。

文大統領は、「『プラハの春』で民主主義を経験したチェコと、『ソウルの春』で民主主義を発展させた韓国。両国の民主主義の歴史は類似している」とし、「(今後)両国のハイレベル人事の交流は、両国の相互協力を一層強化できる」と強調した。

チェコのゼマン大統領は「韓国のろうそく革命が平和的に行われて嬉しく思う」とし、「私は普段韓国を、『サウスコリア(South Korea)』でなく、『コリア(Korea)』と呼ぶと述べた。

両国首脳は、北核問題に対する対北共助も再確認した。
文大統領は、「北韓の挑発に対して、国際社会が一丸となって強力に対応する反面、平和的な解決方法で根本的・包括的に、迅速に解決しなければならない」とチェコの協力と支援を要請した。

これに対して、チェコのゼマン大統領は「大規模の軍事作戦を通じて解決することは、罪の無い市民を犠牲にする」とし、「韓国もドイツのような平和統一を願っている」と述べた。

一方、 平昌冬季オリンピックの参加意思を表明した。これに対して、文大統領は公式に招待すると答えた。

eykim86@korea.kr