政策

2018.02.05

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現代自動車の新型水素自動運転車「ネクソ」に搭乗した文在寅大統領=2日、ソウル



[ソン・ジエ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]
[映像=アリランテレビ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、現代自動車(現代車)が開発した水素自動運転車「ネクソ(NEXO)」に試乗し、1回の充電で600kmの走行可能、高速道路の制限速度と前に走っている車との距離維持、自動車線変更などの機能を確認した。

ソウルから京畿道まで約7kmを自動運転した文大統領は、「(韓国の水素自動運転車技術が)ほぼ世界的なレベルに達していることを確認した」とし、「伝統の車大国であるだけでなく、未来の自動車に必要な移動通信・バッテリー分野などでも世界的に高いレベルであるため、未来型自動車も十分な競争力を持つことができる」と強調した。




文大統領は電気自動車、水素自動車、自動運転車のような未来自動車の普及がもたらす「経済効果」と「大気汚染問題の解決」を強調し、「2030年まで電気自動車300万台時代」、「2030年まで全国に完全自動運転車の常用化」のため政府が努力することを約束した。

1975年に現代車が開発した初の韓国産自動車「ポニー」に言及した文大統領は、「ポニーを皮切りに短期間で世界的な大国になったように、水素自動車や電気自動車などの未来自動車分野でも大国としての力を付けよう」と述べた。

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現代自動車が開発した新型水素自動運転車に乗る前、現代自動車の関係者から説明を聞いている文在寅大統領=2日、ソウル



一方、現代自動車は9日から始まる「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」期間中に使用される7台の自動運転車を製作した。訪問客が自動運転車の体験ができるイベントをオリンピック競技場の周りで行い、仁川国際空港で自動運転シャットルバスを試験運行する予定だ。

km137426@korea.kr