[2018南北首脳会談共同取材団]

米国のＣＮＮやワシントン・ポスト、中国の新華社など海外の主要メディアは２７日、歴史的な南北首脳会談に関し速報で伝えている。

ＣＮＮはホームページのトップ・ページに「南北の歴史的な握手」とのタイトルで文在寅（ムン・ジェイン）大統領と北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が握手を交わす写真を掲載し、南北首脳会談のニュースを速報で報じている。

ＣＮＮは南北首脳会談前日の２６日、「文大統領：最高の交渉者（Moon: The masterful dealmaker）」との記事で、今回首脳会談が実現したのは、北朝鮮と米国との間で仲介役を果たした文大統領の功績であると評価した。

ワシントンポスト紙も「歴史的瞬間：金正恩委員長、韓国大統領と共に国境を越える」との記事をホームページのトップページに掲載し、南北首脳会談のニュースを伝えた。



中国の環球時報・新華社通信・香港大公報、日本の産経・毎日・朝日・読売新聞などメディア各社も首脳会談を速報として取り上げた。

特に、ＮＨＫは２７日、「南北首脳会談を実現することができたことは、韓国政府の貢献や努力が非常に大きかったので、敬意を表したい」との河野外務大臣の発言を伝えた。

ロシアのタス通信、フランスのル・フィガロ紙、ドイツのビルト紙、スペインのエル・パイス紙なども首脳会談について報道した。

2018南北首脳会談では、特に海外メディアの報道合戦が熱を帯びている。南北首脳会談準備委員会によると、３４カ国１８０社の８５８人と韓国メディア１６８社１９７５人、計２８３３人が取材登録した。

カナダやイラン、タイ、インド、オーストリアを始めとする１５カ国の記者らも、今回の南北首脳会談を取材するため韓国を訪れた。２０００年と２００７年に行われた南北首脳会談では通算で１３００人の報道陣を記録したが、今回はその２倍の規模である。