米朝高位級会談の結果について記者会見する米国のマイク・ポンペオ国務長官＝３１日、米国・ニューヨーク
[ソン・ジエ、キム・ウニョン]
[写真＝米国国務部]
[映像＝アリランTV]
米国のマイク・ポンペオ国務長官は５月３１日（現地時間）、訪米中の北朝鮮の金英哲（キム・ヨンチョル）朝鮮労働党副委員長とニューヨークで２日目の米朝高位級会談を行った後、記者会見を行った。
ポンペオ長官は、会談結果について「（米朝首脳会談が）正しい方向に進んでいると確信する」とし、「過去７２時間で（米朝首脳会談の）条件を整えるための実質的な進展があった」と述べた。
また、「全世界の流れを変える、人生の一度だけの機会を掴もうとするには、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の大胆なリーダーシップが必要だ」とし、「ドナルド・トランプ米大統領と私は、金委員長がこうした決断を下せるリーダーだと信じている」と語った。
ポンペオ長官は「北朝鮮が今まで歩いていなかった戦略的変化への道を深く考えていると信じている」とし、「これは（北朝鮮が）明らかに決定することだ。今まで数十年間、歩いてきた道と根本的に異なる道を選ばなければならない」と述べた。
米朝高位級会談を行う米国のマイク・ポンペオ国務長官（右から３番目）と北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長＝３１日、米国・ニューヨーク
ポンペオ長官は、米朝首脳会談の最大目標について「完全で検証可能かつ不可逆的な韓半島の非核化だ」とし、「トランプ米大統領と米国政府が主張する目標は、変わらず一貫して固い」と述べた。
また「北朝鮮が非核化すれば明るい未来がある」とのトランプ米大統領の発言を言及し、「米朝は、『相互協力の関係』になれる」と強調した。
金副委員長は１日（現地時間）、ワシントンでトランプ大統領に金委員長の新書を手渡す予定。
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