「第７３周年警察の日」の記念式典で演説を行う文在寅大統領＝２５日、ソウル、青瓦台
[カン・ガヒ、キム・ウニョン]
文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２５日、ソウルの白凡金九記念館で開催された「第７３周年警察の日」の記念式典で「民主、人権、民生（を守る）警察の道は、大韓民国臨時政府（臨政）から始まった」と述べた。同式典は、来年に大韓民国臨時政府樹立１００周年を迎えて開かれた。
独立運動家の金九（キム・グ）は１９１９年８月１２日、中国の上海市にある臨政の初代警務局長を務めた。
文大統領は「（金九は）『臨政の守門将』になるという覚悟で、大韓民国の警察の始まりを知らせた」とし、「（金九が目指した）自主独立や愛国・安民という精神は、今日まで受け継がれている警察精神のルーツとなった」と述べた。
その上で、「（金九は）全国の現場で国民の安全のために一生懸命働く『現場のヒーロー』を誇らしく思うだろう」と付け加えた。
一方、文大統領は、同日が「独島の日」でもあることに言及し、「領土の最東端を守護している慶北地方警察庁の独島警備隊に格別な激励の挨拶を送りたい」と述べた。
「第７３周年警察の日」の記念式典で祝辞を述べる文在寅大統領＝２５日、ソウル、青瓦台
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