有害サイトの遮断について立場を示す韓国放送通信委員会=13日
[キム・ヨンドク、キム・ウニョン]
韓国放送通信委員会(放通委)は14日、有害サイトの削除または接続遮断などの措置を取ることに対して「(サイト遮断を)表現の自由の侵害とみなすことはできない」との立場を示した。
放通委は、新たな遮断技術「SNIフィールド遮断」が導入された11日に海外のサイト895件を遮断した。遮断対象となるのは、賭博・アダルト・調査権侵害などの問題があるサイト。
「SNIフィールド遮断」によって遮断されたサイトは、接続しても繋がらない。これまでよりさらに強化された。
放通委は「暗号化されずに公開されているSNIフィールド領域を活用して接続を遮断する方式は、暗号化された通信内容を閲覧可能状態に転換するモニタリングとは関係がない」とし、今回の措置はインターネット検閲と関係はないと説明した。
続いて「違法動画や漫画などを流通する海外サイトが効果的に遮断できる」とし、「被害者の人権保護や著作権の保護などのためにこれからも注力する」と述べた。
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