政策

2019.03.07



ASEANに加盟するブルネイ、マレーシア、カンボジアの3カ国の留学生を招待して開催した懇談会で挨拶を交わす金正淑大統領夫人=6日、青瓦台

ASEANに加盟するブルネイ、マレーシア、カンボジアの3カ国の留学生を招待して開催した懇談会で挨拶を交わす金正淑大統領夫人=6日、青瓦台



[パク・ギルジャ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の夫人、金正淑(キム・ジョンスク)夫人は6日、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟するブルネイ、マレーシア、カンボジアの3カ国の留学生29人を青瓦台(大統領府)に招待して懇談会を開き、韓国とASEANの間で架け橋の役割を果たしてくれるよう呼びかけた。

同日の懇談会は、10~16日に予定する文大統領のASEAN3カ国訪問を控え、友好を深めるため行われた。

太極模様の服を着た金夫人は、各国の伝統衣装をまとった留学生らと一緒に伝統舞踊の公演を観覧した後、1時間以上話し合った。金夫人はアラビア語で「アッサラームアライクム(あなたの上に平安を)」と挨拶し、「韓国とASEAN加盟国とのより良い関係に向け、韓国政府は新南方政策を推進している。留学生に良質の教育環境を提供するのは、韓国・ASEAN共同体のための重要な一歩となる」と述べた。また、「留学生の皆さんが架け橋となれば、新南方政策が目指す平和共同体にさらに近づける」と強調した。

留学生は金夫人に自国の挨拶や伝統衣装を紹介し、楽しい時間を過ごした。韓国で看護学を勉強するカンボジア出身のレニー・ボーンさんは、「韓国の保健システムはよく整っていて、少ない費用で良質の治療が可能だ。カンボジアにもこのようなシステムを紹介したい」とし、「これから両国の関係を強化する礎になりたい」と抱負を語った。

留学生招待懇談会の会場へ入場する金正淑大統領夫人と留学生ら=6日、青瓦台

留学生招待懇談会の会場へ入場する金正淑大統領夫人と留学生ら=6日、青瓦台



krun@korea.kr