政策

2019.09.26

マハトマ・ガンジー生誕150周年を記念して行われた行事で演説する文在寅大統領=24日、米国・ニューヨーク、青瓦台

マハトマ・ガンジー生誕150周年を記念して行われた行事で演説する文在寅大統領=24日、米国・ニューヨーク、青瓦台



[チョン・ジュリ、イ・ギョンミ]

国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪問した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、国連本部で開かれたマハトマ・ガンジー生誕150周年記念行事に出席し、ガンジーの教えが韓半島平和の羅針盤となっていると強調した。

文大統領は演説で、「平和への道はない。平和こそが道なのだ」というガンジーの言葉は、国連の精神であり、韓半島平和の羅針盤となっている」とし、「恒久的な平和の時代を開いている韓国人にとって、ガンジーは知恵と勇気を与えてくれる偉大なる師匠」と述べた。

特に、今年はガンジーの生誕150周年であり、韓国の3・1独立運動が100周年を迎える年であると強調した。

その上で、1927年1月5日、ガンジーが「絶対的に真に無抵抗な手段によって、朝鮮が朝鮮のものになることを願う」という文を韓国に送ったことに触れ、「植民地の苦難を経験した韓国とインドは、お互いにインスピレーションと勇気を与えた開放のパートナーだった」と述べた。

また、「韓国とインドは、両国が共有する民主主義や共同繁栄の価値を基盤にして、『特別戦略的パートナー関係』をさらに発展させている」と両国関係を評価した。

この日の行事には、インドのナレンドラ・モディ首相やシンガポールのリー・シェンロン首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーデーン首相など、300人あまりが出席した。

etoilejr@korea.kr