英国のボリス・ジョンソン首相と電話する文在寅大統領＝青瓦台フェイスブック
文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１０日、英国のボリス・ジョンソン首相と電話会談を行った。ジョンソン首相は会談で、２０２１年に英国で開催される「主要７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）」に文大統領を招待した。青瓦台（大統領府）の姜珉碩（カン・ミンソク）報道官が１１日、公開した。
電話会談は、約３０分間、ジョンソン首相の提案で行われた。文大統領は会談で、Ｇ７サミットが成功裏に行われるよう、協力したいという考えを示した上で、サミットへの参加意思を表明した。
また、来年に韓国で開催される「Ｐ４Ｇ首脳会議（グリーン成長とグローバル目標２０３０のためのパートナーシップ）」に、ジョンソン首相を招待し、気候変動問題などの国際的な課題で、両国の協力強化を呼びかけた。
これに対し、ジョンソン首相は、文政権が打ち出した２０５０年までに温室効果ガスの実質的な排出量をゼロにする政策「炭素中立」を歓迎し、Ｐ４Ｇへの参加意思を表明した。また、 韓国の新型コロナウイルス感染症対策についても評価した。
姜報道官は、ドナルド・トランプ米大統領によるＧ７サミット招待に言及し、国際社会で韓国の国家としての地位が高まったと評価した。韓国の参加が決まれば、サミット拡大構想に役立つと強調。
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