国連貿易開発会議(UNCTAD)の様子=5月17日、スイス・ジュネーブ、UNCTAD
[チョン・ジュリ、キム・ウニョン]
国連貿易開発会議(UNCTAD)は2日(現地時間)、韓国の地位を開発途上国から先進国に格上げした。特定国の地位を先進国に格上げしたのは、1964年に設立されて以来、初めてのことだ。
スイス・ジュネーブの国連本部で開かれた第68回貿易開発理事会会議で、韓国を 「グループA」(アジア・アフリカ)から「グループB」(先進国)に格上げする案件が全会一致で可決された。
これを受け、外交部は4日、韓国が世界10位の経済規模を備えており、グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ首脳会議(P4Gソウルサミット)を開催し、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するなど、国際社会での韓国の貢献が認められたと明らかにした。
ジュネーブ駐在の李泰鎬(イ・テホ)韓国代表部大使は、「経済発展に向けた重要な道具は貿易」というUNCTADのビジョンを韓国が証明していると評価した。「グローバルな活動に注目する」と語った。
UNCTADの加盟国は、グループA(アジア・アフリカなどの開発途上国)とグループB(先進国)、グループC(中南米国家)、グループD(ロシアおよび東欧圏国家)の4つに分類されている。
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