政策

2021.11.22

「2021国民との対話」で質問を受ける文在寅大統領=21日、ソウル、聯合ニュース

「2021国民との対話」で質問を受ける文在寅大統領=21日、ソウル、聯合ニュース


[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、ソウルのKBS公開ホールで開かれた生放送「2021国民との対話」に出演し、任期中における最大の成果として「K-防疫をはじめとした大韓民国の地位が向上したこと」を挙げた。

また、「経済だけではなく、民主主義・防疫・保健・医療・文化・国防力・外国・国際協力など、全ての分野で世界トップ10として認められるほど、国家の地位が向上したことが成果」と述べた。

文大統領は、新型コロナウイルスに関して「海外の場合、ワクチン接種は韓国より早く行われたが、接種率において限界を示し、ワクチン接種率が高くなったことから日常に戻ろうとしたが、感染状況が急速に悪化し、再びロックダウンを実施する国もある」と述べた。その上で、「韓国はワクチンの接種を義務付けなくても、多くの方々が自主的にワクチン接種を受けており、防疫対策を徹底している」とし、どの国よりも韓国は新型コロナを克服できると自負する」と述べた。

この日、ある参加者が「K-防疫で世界から注目され、韓国が認められるという目を見張るような成果を上げた」とすると、文大統領は「K-防疫の成果は、国民が一緒に成し遂げたもの」と答えた。続いて、「協力してくださった国民の皆様と献身した医療従事者に感謝する」と述べた。

文大統領は「もはや韓国は、あらゆる面でトップ10入りした国となった」とし、「我々の主観的評価ではなく、世界からの客観的な評価」と強調した。

その上で「この成果は、今回の政権だけが成し遂げた成果ではない。歴代すべての政権の成果が集まったものであり、結局、長い時間にわたって国民が成し遂げた成果」と述べた。

また、「政府も国の地位にふさわしく、国民の暮らしが向上するよう、最後まで最善を尽くす」と述べた。

文大統領が生放送で国民の質問に答える形で行われたこの日の生放送は、2019年11月19日以降、約2年ぶりに行われた。「コロナ危機克服関連防疫・民生経済」をテーマに行われ、性別・年齢・地域を考慮して選ばれた300人の国民がオンライン・オフラインで参加した。

kimhyelin211@korea.kr