政策

2021.12.28

26日に死去した南アフリカのデズモンド・ツツ元大主教を追悼する文在寅大統領のメッセージ=文在寅大統領ツイッター

26日に死去した南アフリカのデズモンド・ツツ元大主教を追悼する文在寅大統領のメッセージ=文在寅大統領ツイッター


[ミン・イェジ、イ・ギョンミ]

南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離政策)の撤廃に取り組み、ノーベル平和賞を受賞した、デズモンド・ツツ元大主教の死去を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、追悼のメッセージをSNSに投稿した。

文大統領は「歴史の真実を通じて許しと和解を祈った大主教は、人々の心の中で永遠に生き続ける」とし、「尊敬を込めて別れの挨拶を送る」とコメントした。

その上で「いかなる状況でも調和できるというツツ大主教の言葉に深く共感する」とし、「我々は大主教の意を受け、協力しながら一緒に回復する」と強調した。

26日に90歳で亡くなったツツ大主教は、南アフリカの民主化や旧白人政権による弾圧の中、アパルトヘイトの撤廃を訴えた。こうした活動が評価され、1984年にはノーベル平和賞を受賞した。

jesimin@korea.kr