[カン・ガヒ、キム・ウニョン]
[写真=ゾン・ハン]
韓国の「青瓦台(大統領府)」の公邸と本館の内部が26日、一般公開された。文化財庁の青瓦台国民開放推進団が24日、発表した。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、大統領執務室を青瓦台から国防部庁舎に移転し、青瓦台を一般公開するという方針を明らかにした。迎賓館と春秋館の内部は23日から公開された。公邸は、訪問客の入場はできず、窓から観覧する形だ。
本館の内部は、大統領の接見室や執務室、会議室などの執務機能が集まっており、1991年9月に完成された。
1階には、大統領夫人の執務や外賓の面会が行われるムグンファ(むくげ)室と、懇談会や昼食会、夕食会が行われる仁王(インワン)室、東側にある離れの忠武(チュンム)室がある。
2階には、大統領執務室と外賓面会室などがある。中央の階段の正面の壁には、画家キム・シクが描いた「錦繍江山図」の絵が掲げられている。
文化財庁は、「国民が大統領の空間への理解を深める助けになるだろう」とコメントした。
青瓦台を訪問した人は24日午前0時現在、543万人を超えた。