韓米同盟70周年を記念するアンビエント広告を見る市民=21日(現地時間)、米ワシントン、チョン・ハン撮影
[ユン・ダヒ]
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国賓訪米を受け、米ワシントンに設置されたアンビエント広告「韓米同盟70周年-一緒に行きます(70th year of the ROK-US alliance – We go together)」がSNS上で注目を浴びている。
アンビエント広告とは、街並みや建物などの周辺環境に馴染んだ広告のことを指す。テレビのCMや雑誌広告などの標準的な広告とは異なり、生活環境に入り込むような広告の手法である。
21日に設置されたこの広告は、1953年の米儀仗隊と2023年の韓国の儀仗隊が両国の国旗をそれぞれ手にしているように見える広告。実際の国旗と儀仗隊のイメージを組み合わせたもので、現地のインフルエンサーの間で話題となっているという。
ヒスパニック系アメリカ人を対象に韓国ニュースを発信するChristian Ramirez氏のインスタグラム「K-COMMUNITY」(@kcommunity)には、この広告の写真が新聞の記事のように掲載されている。Ramirez氏は「今年で70周年を迎える韓米同盟を記念するため、両国の国旗を利用した印象的な広告が設置された」と紹介した。
ハングル教育動画を制作する言語学者Carlie Madsenも自身のインスタグラム(@cinder_dazzle)に「ワシントンで午後を過ごすに完璧な日、韓国文化院を訪れた。韓国と米国をの友情を記念する素敵な展示物があった」というコメントと共に写真を投稿した。
ワシントン韓国文化院の公式インスタグラムアカウントに投稿された同広告に関するリールは、5日で再生回数2000回を超えた。「とても誇らしい」「素敵だ」などのコメントが寄せられた。
KOREA.netの公式インスタグラムや名誉記者団・KインフルエンサーのSNSにもこの広告の写真などが投稿され、世界中の人々と共有している。
ワシントン韓国文化院のキム・ジョンフン院長は「韓国文化院の前を通り過ぎるたくさんの人が、ビルの正面に設置された広告を見て、携帯で写真を撮る」とし、「特に若いインフルエンサーは、映える写真を撮るためにわざと韓国文化院を訪れることもある」とした。
インスタグラムに投稿された韓米同盟70周年アンビエント広告=K-COMMUNITYインスタグラム(左)、ワシントン韓国文化院インスタグラム
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