韓中外相会談に先立ち、記念撮影を行う趙泰烈外交部長官(左)と王毅中国共産党中央政治局委員兼外交部長=13日午後、中国・北京
[アフメトジャノバ・アイスル]
[写真=外交部]
中国を訪問中の趙泰烈(チョ・テヨル)外交部長官は13日、「両国関係の発展のためには、どちらか一方ではなく両国が共に努力することが重要だ」とし、「困難の中でもきめ細かい管理を行い、同時に協力関係を維持していかなければならない」と強調した。
趙長官は同日午後、王毅(ワン・イー)中国共産党中央政治局委員兼外交部長と就任後初の韓中外相会談を開き、このように述べたと、外交部が伝えた。
韓国の外交部長官が二国間会談のために北京を訪れたのは、2017年11月に康京和(カン・ギョンファ)前長官の訪問以来6年半ぶりだ。
趙長官は「新たな韓中協力時代を切り開くためには、速度や規模ではなく、相互信頼増進を通じて持続可能な発展基盤を固めることにより集中すべきだ」とし、「相互尊重・互恵・共同利益に基づき『戦略的協力パートナー関係』を持続発展させていこう」と王部長を韓国に招待した。
王部長は趙長官の訪中を契機に、「両国の高位級交流がより一層活性化することを願う」として「両国にとって、最適な時期に訪韓する」と答えた。
韓中外相会談を行う趙泰烈外交部長官(左から2番目)と王毅中国共産党中央政治局委員兼外交部長(右)=13日、中国・北京
両国は、30年余りの経済協力がお互いの発展に非常に重要な原動力になっただけに、今後も協力の余地が大きいという点に共感した。サプライチェーンの安定的な管理など、経済協力の持続・強化に向けて緊密な疎通を行うことにした。
合わせて両長官は、26~27日にソウルで開かれる「第9回韓日中首脳会議」の成功に向けて、力を合わせる。
今回の会談に続いて開催された晩餐会で、双方は高位級交流・経済協力など、韓中関係全般、北朝鮮核・北朝鮮問題、地域・国際情勢などについて深く話し合った。
aisylu@korea.kr