政策

2024.07.18

産業通商資源部は、韓国生産技術研究院の国家清浄生産支援センターとCFIプログラムが、カーボンフットプリントの相互承認を推進するMOUを締結したと18日、明らかにした=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)

産業通商資源部は、韓国生産技術研究院の国家清浄生産支援センターとCFIプログラムが、カーボンフットプリントの相互承認を推進するMOUを締結したと18日、明らかにした=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)


[ホン・アンジ]

欧州連合(EU)を中心に輸出入を行う際のカーボンフットプリントの検証に対する要求が増えている。このような中、韓国とイタリアがカーボンフットプリントの相互承認の推進に乗り出す。

カーボンフットプリントとは、製品やサービスを生産過程において、原料の採取から製造、流通、使用、廃棄といった全過程で発生する温室効果ガスの排出量を二酸化炭素に換算したものを指す。

産業通商資源部は、韓国生産技術研究院の国家清浄生産支援センターとイタリア炭素足跡(CFI)プログラムが、カーボンフットプリントの相互承認を推進する了解覚書(MOU)を締結したと18日に明らかにした。

今回のMOUを通じて、韓国生産技術研究院とCFIプログラムは、両国の制度について相互承認(MRA)の締結を本格的に推進することにした。

MRAが締結された場合、韓国の企業が韓国内で獲得したフットプリントが欧州地域でも通用するものと期待される。

産業通商資源部の関係者は、「今回のMOU締結を基に、韓国とイタリアの協力を強化し、11月の第29回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP29)では、相互承認協定を締結する計画だ」と述べた。

shong9412@korea.kr