政策

2024.08.29

就職博覧会「グローバル・タレント・フェア」に参加した外国人留学生ら=27日、ソウル、聯合ニュース

就職博覧会「グローバル・タレント・フェア」に参加した外国人留学生ら=27日、ソウル、聯合ニュース


[イ・ギョンミ]

公用文の種類によって異なっていた外国人の姓名表記が統一される。このような内容が盛り込まれた「外国人の姓名表記に関する標準(案)」を発表した。

これまでは、各行政機関が発行する文書上で外国人の名前を表記する方法が統一されておらず、同じ人であることを証明する点が難しかった。

今回の措置を受け、これから外国人の名前をローマ字で表記する際は、「姓―名」の順に大文字で表記し、姓と名は離して書くことを原則とする。外国人登録証や永住証といった出入国に関する文書に書かれたローマ字の姓名がある場合は、それを表記する。文書がない場合は外国人のパスポートのMRZ(機械でパスポートの情報を読み取るために、身分事項ページ下段に印字されているコードのこと)に記載されているローマ字で表記する。

外国人の名前をハングルで表記する際も、「姓ー名」の順で表記し、続けて書く。家族関係登録簿といった公的書類や証明書などに使われたハングル表記があればそれを表記する。このような文書がなければローマ字の姓名をそのまま読んで、その音を外来語表記法に基づいてハングルで表記する。

また、外国人の本人確認の利便性を高めるため、ローマ字とハングルの名前を一緒に表記することを原則とする。ただ、システム上、併記ができない場合は一つのみ表記してもいい。

例えば、「Tom(名) Sawyer(姓)」という名前を表記する際、「SAWYER TOM(소여톰)」となる。

km137426@korea.kr