政策

2024.09.23

祝辞を述べる尹大統領=20日(現地時間)、チェコ、大韓民国大統領室

祝辞を述べる尹大統領=20日(現地時間)、チェコ、大韓民国大統領室


[イ・ギョンミ]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が2泊4日間のチェコ訪問を終え、22日に帰国した。両国は原発同盟に向けた強固な基盤を構築し、経済協力を推進していくための貿易・投資及びエネルビーなど、56件の了解覚書(MOU)を締結した。

尹大統領は20日(現地時間)、チェコのフィアラ首相と共に原発向けのタービンなどを製造する企業「DOOSAN Skoda Power」と、原発の機材を生産する「Skoda JS」を視察し、原発協力に関する協約式に出席した。

協約式では、原発に関する政策を担当する両国の産業部で、原発建設から技術開発、人材育成など、原発全分野において協力し、民間の協力も両国の政府が積極的に支援するMOUを結んだ。核燃料、放射性廃棄物管理部門でもMOUが結ばれるなど、今回の協約式を契機に13件のMOUが締結された。


尹大統領は祝辞で「チェコ史上最大規模の国が主導する事業であるドコバニ原発建設事業で、韓国を優先交渉対象者に選んでくれたことを感謝する」とし、世界における原発ルネサンス時代を共にけん引していこうと提案した。

ほかにも、国土交通部とチェコ交通部が結んだ「高速鉄道協力MOU」と「ウクライナ再建協力MOU」、産業通商資源部とチェコ産業通商部間の「バッテリー協力MOU」など、尹大統領のチェコ訪問を契機に様々な分野の業務協約が締結された。

km137426@korea.kr