外交部のキム・ホンギュン第1次官外交部は、EU大使団と昼食会を行った=先月28日、ソウル・鍾路区、外交部
[テレシア・マーガレット]
韓国と欧州連合(EU)が、国際舞台における二国間関係で協力をさらに強化していく。
外交部はキム・ホンギュン外交部第1次官と駐韓EU大使団が、先月28日に昼食会を行ったと報じた。米国の新政権が発足してからの動向やウクライナ戦争、ロシアと北朝鮮の軍事協力、インド・太平洋地域の主要情勢など、多様な国際的イシューについて議論した。
この日の昼食会には、駐韓EU大使と25のEU加盟国の駐韓大使または大使代理が参加した。
キム・ホンギュン外交部第1次官は「今年は韓国・EU戦略的パートナー関係が15周年を迎える意味深い年である」と強調した。さらに、「韓国とEUは昨年、安保防衛パートナーシップを採択し、国際社会の安保について共同で対応する案を模索した」とし、「今後も先端技術、防衛産業、エネルギーなどの多様な分野で、協力を拡大していく」と述べた。
さらに「エストニア、リトアニア、ルクセンブルク、スロベニアなど4カ国に常駐公館を新しく開設した。韓国とヨーロッパの経済、文化、人的交流ネットワークがより活発になるだろう」と付け加えた。
キム・ホンギュン外交部第1次官は「現在、韓国の国内状況は安定的に管理されている。韓国政府が各分野で揺らぐことなく業務を遂行している」と説明してから、「普遍的価値を基盤にEU加盟国との協力関係を継続的に強化していく」と述べた。
EU大使団は「EUは韓国の信頼できるパートナーとして各級で『交流を持続し、パートナーシップと国際舞台での協力をより深めていく』という意志を表明した。
大使団は「今後も両者の緊密な疎通を持続していきたいと思う」とし、韓国の民主主義の回復力に対する信頼を再度確認した。
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