済州の持続可能な発展戦略とユネスコ世界自然遺産としての価値を紹介する広報館が、済州国際コンベンションセンターに設けられた=済州島
[アフメットジャヴァ・アイスル]
3日から16日まで開催される2025アジア太平洋経済協力会議(APEC)第2次高位管理会議などを控えて、済州(チェジュ)道が輸送や宿泊など、すべての点検を終えたと1日、明らかにした。
約3200人が参加するAPEC済州会議を契機に、済州を代表する優れた自然環境や歴史・文化的価値、未来ビジョンを国際社会に発信する計画だ。
会議は14日間開かれ、高官会議、分野別長官会議、実務グループ会議など計73回の会議が予定されている。
国際会議を成功的に開催するために、全分野において点検を完了した。
国家情報院、警察、消防・安全関連機関が大規模な対テロ総合訓練を行い、危機状況に備えて点検を行った。近隣の病院と連携して応急医療対応システムも構築した。済州空港では、済州島の観光案内、シャトルバスの運行など、すべての準備を終えた。
「第5回アジア太平洋経済協力会議海洋関係長官会議」の開会式で、挨拶するカン・ドヒョン海洋水産部長官=1日、釜山、海洋水産部
一方、海洋水産部は先月30日から1日まで釜山(プサン)で開催された「第5回アジア太平洋経済協力会議(APEC)海洋関係長官会議」を成功裏に終えた。
パプアニューギニアのゼルタ・ウォン水産海洋部長官をはじめ、APEC加盟国21カ国の海洋水産関連省の長官・次官など、閣僚級高官150人余りが参加した。
会議では気候変動対応、海洋ゴミ管理、IUU漁業(不法・非報告・非規制)根絶、持続可能な水産業および養殖業、革新技術を活用した海洋協力の強化など、多様なテーマについてを議論を行った。
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