2018年に南北首脳会談が行われた板門店、平和の家の全景=コリアネットDB
[カン・ガヒ]
統一部が主管する板門店の見学が約1年6カ月ぶりに再開される。板門店の見学は、南北関係の緊張感が高まり2023年から中断されていた。
これまで国民の安全などを考慮し、中断していた板門店見学を、特別見学プログラムとして再開する予定だと明らかにした。
統一部が主管する板門店の特別見学は、韓国政府が事前に計画を立てて運営する民間人向けの見学プログラムだ。
16日、国立統一教育院の統一政策指導者課程(国・課長級公務員および公企業幹部)の教育生17人が、板門店を見学する。
統一部の当局者は「見学の際は、安全対策に万全を期すようにする。板門店を管轄する国連軍司令部との協議を経て、特別見学を再開する」とし、「今後、特別見学の運営が安定的に行われ、問題がないと判断されたら、一般見学の再開も進められるだろう」と話した。
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