10日、最低賃金委員会第12次全員会議で、記念撮影を行う公益委員、使用者委員、労働者委員らの様子=世宗、聯合ニュース
[イ・ダソム]
来年度の最低賃金が今年より2.9%引き上げられ、1時間当たり、1万320ウォンとすることが決定した。
最低賃金委員会は10日、政府世宗(セジョン)庁舎で第12次全員会議を開いた。労·使·公益委員の合意により、来年度の最低賃金が決まった。最低賃金が合意により決定されたのは、2008年以降17年ぶりのことだ。
来年の最低賃金は、今年(1万30ウォン)より290ウォン高い。月給(月労働時間209時間基準)に換算すると215万6880ウォンだ。
最低賃金委員会によると、来年度の最低賃金案の影響を受ける労働者は、雇用形態別勤労実態調査を基準に78万2000人(影響率4.5%)、経済活動人口付加調査を基準に290万4000人(影響率13.1%)と推定される。
最低賃金委員会は、最低賃金法により議決案を雇用労働部に提出する。雇用労働部は、来月5日までに最低賃金を確定・告示し、来年1月1日から効力が発生する。
dlektha0319@korea.kr