政策

2025.07.14

NSC全体会議に出席し、ウィ・ソンラク国家安保室長、カン・フンシク大統領秘書室長と安保懸案について議論を行うイ・ジェミョン大統領(左から2番目)=10日、ソウル、大統領室

NSC全体会議に出席し、ウィ・ソンラク国家安保室長、カン・フンシク大統領秘書室長と安保懸案について議論を行うイ・ジェミョン大統領(左から2番目)=10日、ソウル、大統領室


[キム・へリン]

イ・ジェミョン大統領が10日、「南北関係の復元に向けて努力しなければならない」とし、「南北の平和・共存が韓国の安保のために、最も現実的で実用的な選択肢である」と述べた。

カン・ユジョン大統領室報道官は、この日、イ・ジェミョン大統領が、就任後初の国家安全保障会議(NSC)を主宰したとブリーフィングで伝えた。

イ・ジェミョン大統領は「安保が動揺すれば経済も崩れ、私たちの日常も安全ではなくなる」とし、「国民の暮らしを安全に守るために、知恵を集めてほしい」と述べた。

さらに「国家安保は常に事後対応よりは事前予防が重要だ」とし、「国際秩序の変化はもちろん、国内の政治状況や韓半島の特殊性を反映した北朝鮮の状況など、総合的に分析する必要がある」と強調した。

また、「関係省庁が一丸となって国益を最優先にし、平和や実用、国民の安全に向けて尽力しなければならない」と述べた。

同日の会議は午後4時40分から2時間10分ほど行われた。カン・ユジョン報道官は、「会議は今年下半期に予想される主要安保懸案を事前に検討し、対応策を論議する方式で進められた」と説明した。

kimhyelin211@korea.kr