通訳支援業務協約式で記念撮影を行うチュ・ナクヨン慶州市長(左)とイ・ヒス「bbbコリア」会長=14日、慶尚北道・慶州市、慶州市
[シャルル・オデゥアン]
10月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催される慶州(キョンジュ)市は、会議に備えてリアルタイムの電話通訳システムを導入する。
会議参加者と外国人観光客にとって、言語障壁による不便さが軽減されることが期待される。
慶州市は14日、慶尚北道・慶州市庁で言語・文化非政府機構(NGO)の「bbbコリア」と業務協約を締結したことを明らかにした。
両機関は、APEC首脳会議に向けて一定期間、リアルタイムの通訳サービスを提供することにした。
電話通訳サービスは人工知能(AI)基盤のアプリとは異なり、担当者が通話で通訳を行う。24時間、20カ国語で利用できる。無料で使うことができ、スマートフォンにアプリを設置すればよい。
慶州市は「会議の現場だけでなくタクシー、飲食店、宿泊施設、観光案内所など、外国人観光客が訪れるあらゆる場所で、通訳サービスが行われるように案内中だ」と説明した。
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