科学技術

2020.09.16

サムスンディスプレイは16日、業界最小の曲率(R)である1.4Rの折りたたみ式OLEDパネルの商用化に成功したと発表した=サムスンディスプレイのニュースルーム


[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

サムスンディスプレイは16日、業界最小の曲率(R)である1.4Rの折りたたみ式OLEDパネルの商用化に成功したと発表した。

1.4Rは、半径1.4mmである円の曲がり具合を表し、曲率の値が低いほど、折りたたむ部分に隙間が無くなることを意味する。1.4R折りたたみ式OLEDパネルは、今まで商用化された製品のうち、曲率が最も低い。

サムスンディスプレイが第三弾として発表した折りたたみ式OLEDパネルは、7.6インチ(2208x1768)サイズであり、前作よりさらに大きな画面となった。


曲率が低く、スリムな折りたたみ型スマホのデザインであると評価されており、8月に発売された「Galaxy Flod 2」に初めて適用された。



横回転式のスマートフォン「LGウィング」=LG電子



LG電子も新しい形のスマートフォンを公開した。

LG電子は14日、同社の今年下半期の目玉スマートフォンとなる「LGウィング」を、オンラインで公開した。LGウィングは、メインディスプレイを横に回転させ、様々な形で使えるスマートフォン。

通常は、一般のスマートフォンのように使う。必要な時には、メインのスクリーンが時計回りに回すと、隠されていた4インチのスクリーンが出てきて、二つのスクリーンを同時に使える。一つのアプリを両スクリーンで使うことや、二つのアプリをそれぞれのスクリーンで利用することもできる。

特に、6つのモーションセンサーによりジンバルカメラのような安定した動画撮影が可能であることが特徴。

LGウィングは来月、韓国を皮切りに北米、欧州などで発売される予定。

kimmj7725@korea.kr