
2日朝、鮮やかな秋の青空が広がる漢江上空
秋雨があがった2日朝。韓国は今年一番の肌寒い朝となった。
「寒い」とすら感じるこの日、タンスの中にしまっておいた厚手の上着を着て職場へと向かうサラリーマンの中には、マフラー姿の人も少なくなかった。
気象庁によると、ソウルの午前7時の気温は前日より10度ほど低い8.6度だったという。テジョン(大田)は8.1度、チョンジュ(全州)は9.4度、クァンジュ(光州)は11.3度、プサン(釜山)は13度と、全国的にこの秋最低の気温となった。特に、氷点下となったソラク(雪岳)山では昨年より5日早く初霜が観測された。気象庁は、12日まで晴れの日が続くが、日中と朝晩の温度差は10度以上になると予想した。
記事・写真:コリアネット チョン・ハン記者
hanjeon@korea.kr

第1ハンガン(漢江)橋の中央に位置するノドル島の水田。暖かい秋の日差しと案山子に守られて稲穂が頭を垂れている。この島の田畑では、稲の他にもいろいろな野菜や果物が栽培されている

2日午前、マフラーと厚手の上着を着用した人々が足早に職場へと向かっている。気象庁は、日中と朝晩の温度差が10度以上開く典型的な秋の天気がしばらく続くと予想した。