これからは韓国に輸入・生産・流通される植物品種の正確な学名と韓国名を確認できるようになった。
国立樹木園が26日に『国家標準栽培植物目録集』を発刊したからだ。目録集には関連分野の学者と一般で標準として知られる栽培植物の名前を使用できるよう、9,925種に達する栽培植物の学名と韓国名が載せられた。
国立樹木園が業界で流通される植物品種の正確な名前を盛り込んだ『国家標準栽培植物目録集』をオンライン発刊した
目録集では栽培植物の標準韓国名作成の基準とそれを反映した栽培植物の学名および韓国名を確認することができる。栽培植物名は基本的に国際植物命名規約(ICBN)を基にした学術的な基準を示し、すでに一般に広がり最も多く使われる名称を韓国語の推薦名としている。2010年に1次発刊された目録に載せられた名前は新基準の属名・種名・品種名の順に修正された。また品種名につけられたラテン語を表現できるように韓国名にも「白い」「赤い」「黄金」「柄」などの修飾語を付けることを基本としている。
イ・ユミ国立樹木園長は「韓国では海外からの輸入植物を含め、非常に多様は食用・薬用・造園および観賞用の食品が育てられているが、正確な命名の基準がないため混乱が生じていた。『国家標準栽培植物目録集』はそれぞれ栽培植物の正確な学名と標準韓国名を載せているので、有効に利用できると考えている。今後も植物名における標準化を持続的に進め、写真および関連資料を収録した『栽培植物図録集』も発刊する計画」と述べた。
『国家標準栽培植物目録集』は国立樹木園のホームページ(
www.kna.go.kr)内の「研究刊行物」カテゴリーからPDFファイルの形でダウンロードできる。
コリアネット イ・ハナ記者
写真:国立樹木園
翻訳:イム・ユジン
hlee10@korea.kr