社会

2019.05.20

5・18民主化運動39周年記念式典に参加し、喧嘩する文在寅大統領夫妻=18日、全羅南道・光州、青瓦台

5・18民主化運動39周年記念式典に参加し、喧嘩する文在寅大統領夫妻=18日、全羅南道・光州、青瓦台



[キム・ミンジ、キム・ウニョン]

5・18民主化運動(光州事件)から39年を迎えた18日、犠牲者が眠る光州(クァンジュ)の国立5・18民主墓地で記念式典が開かれた。

同式典のテーマは、「5月光州、正義の大韓民国」。国家報勲処が主管した式典には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻をはじめ、5・18民主化運動に参加した人々の子孫、市民、学生など約5千人が参加した。

5・18民主化運動が起きた場所である「旧・全羅南道(チョルラナムド)庁舎」で、当時の高校生が記した日記をアレンジしたオープニング公演「最後の日記」が60分間行われた。

また、民主化運動を代表する歌「君のための行進曲」を共に歌う様子が2元で生中継された。

国家報勲処の関係者は、5・18民主化運動について「韓国国民が共有し、韓国の民主化運動の歴史の証として捉えると共に、国民統合をけん引すべきだ」とし、来年の記念式典への抱負を語った。

5・18民主化運動は、1980年5月18日から27日にかけて全羅南道の光州市を中心として起きた。光州市民らは新軍部の退陣や戒厳令撤廃などを要求した。

このほか、5・18民主化運動の記念式典は、全国で行われた。

kimmj7725@korea.kr