韓国の食事マナー
スヒョンの両親がジェシーと祐二を食事に誘った。
二人は前もって、韓国の食事マナーについて勉強しておくことにした。 |
スヒョン: みんな、週末に何か予定ある?なければ、家に来ない?うちの両親が二人を食事に誘ったの。
ジェシー: わ~ 本当?韓国の家に招待されるの初めて!嬉しい~
祐二: 僕も!楽しみだな。韓国とは文化が違うから、先に勉強しておかないと!
スヒョン: じゃあ、二人ともOKなのね。
ジェシー: スヒョン、家に招待された時のマナーを教えてくれる?
スヒョン: あんまり気遣わなくてもいいのよ。でも、いくつか教えておくね。
スヒョン: まず、ご飯が左、汁物が右。箸とスプーンは、右側に縦に置かれるんだけど、スプーンが左で箸が右よ。
ジェシー: おかずがたくさんあるのを見て、最初はびっくりしちゃった。
スヒョン: 普通は、目上の人と食事する時は、その人がまず食べるのを待ってから食事を始めること。また、お酒を注ぐ時も飲む時も両手で、体や顔を少し横に向けて飲むんだよ。
祐二: 祐二:それくらいは知ってるよ。(笑)
スヒョン: さすが、祐二君!じゃ、ご飯に箸を立ててはいけないことや、食器は置いたまま食べることも知ってるの?
祐二: 箸を立てるのがダメなのは、亡くなった人に、そのようにしてお供えするからでしょ?
ジェシー: あ、そうなんだ。
スヒョン: 祐二、よく知ってるじゃない!!
ジェシー: 鼻をかんだり、歯をほじくったりしてはいけないよね?
祐二: ジェシーもよく知ってるんだ。
ジェシー: うん。ドイツでは鼻をかんでも失礼にはならないんだ。韓国の文化とは全く違うから、最初はびっくりした。
スヒョン: 昔は、食事の時は何も話さないのがマナーだったけど、最近は、そうでもないよ。特に、うちは食事しながら話するのが好きだから。
ジェシー: 祐二、スヒョンの家に行く時に何かを買って行こうよ。感謝の気持ちを込めてね。
祐二: よっし。
ミン・イェジ jesimin@korea.kr
翻訳:イ・ギョンミ
イラスト:ユ・ハイル