キムチを作る駐韓ハンガリー大使のモーゼス・チョマ氏(左から2番目)と家族=コリアネット・ユーチューブ・チャンネル
[ユン・ソジョン、キム・ウニョン]
各国の駐韓大使らが韓国の発酵食品「キムチ」を作り、その体験を交流サイト(SNS)に掲載したことが分かった。文化体育観光部傘下の海外文化弘報院が22日、公開した。
海外文化弘報院は、韓国のソルナル(旧正月)イベントとして、58カ国の駐韓大使らに「キムチ」作り体験への参加の意向を尋ねた。米国やハンガリー、デンマークなどの18カ国の駐韓大使らが参加。
海外文化弘報院は、参加者らに塩漬けされた白菜1玉とヤンニョム(調味料)が入ったキットを送った。
駐韓ハンガリー大使のモーゼス・チョマ氏は、10日に公開したユーチューブの動画(約7分)で家族とキムチを作りながら、キムチの種類やキムチに似たハンガリー食品などについて話し合った。ユーザーは、「両国の食べ物を通じて文化交流できた」とコメントした。
キムチを作る駐韓デンマーク大使のアイナー・イェンセン氏=駐韓デンマーク大使館インスタグラム
駐韓デンマーク大使のアイナー・イェンセン氏は4日、駐韓デンマーク大使館の公式インスタグラムに「キムチ」作り体験の写真と動画を掲載し、「キムチ」作りの注意点や体験感想などを述べた。ユーザーは、キムチと相性の良い食べ物として、韓国の「ポッサム(ゆで豚肉)」やデンマークの「フレスケスタイ(豚肉のロースト)」などを紹介した。
駐韓ベルギー大使館は10日、大使館の職員たちと「キムチ」作り体験の写真をフェイスブックに公開した。「体験を通じて協力を強め、韓国文化をより深く知る良い機会になった」と掲載。
朴正烈(パク・チョンリョル)院長は、「体験を通じて韓国文化を各国の大使館に紹介できた」とし、「これからもキムチを多くの人々に発信する」と述べた。
arete@korea.kr