社会

2021.07.01

일본 올림픽 박물관의 손기정 사진

日本の歴代金メダリストを紹介するコーナー=日本・東京、聯合ニュース


[キム・ウニョン]

1936年ベルリンオリンピックの男子マラソンで金メダルを獲得した孫基禎(ソン・ギジョン、1912~2002)が「日本オリンピックミュージアム」(東京都新宿区)で日本人メダリストとして紹介されている。

日本の歴代金メダリストを紹介するコーナーで、孫選手の写真を展示し、「孫基禎 1936年ベルリン大会 陸上競技 男子マラソン」と明記している。

これを受け、孫基禎記念財団は6月25日、展示内容の訂正を求める公文書(英語)を日本オリンピック委員会に送った。

財団側は、公文書で「孫選手にとって痛みの歴史であり、それをそのまま維持する行為」とし、「スポーツを通して人間を完成させ、世界平和の実現に貢献するというオリンピック精神に反する行為」と指摘した。

また、孫選手の名前を韓国語(ハングル)でも表記することと、国籍を韓国に表記することを要請した。これに応じない場合、孫選手に関する展示すべてを削除することを強く求めた。

国際オリンピック委員会の公式ホームページでは、1936年当時、韓国が日本による植民地支配を受けていたという歴史的な背景とともに、 孫選手を「Sohn kee―chung of Korea(South korea)」と紹介している。 

財団を運営する孫の李埈承(イ・ジュンスン)さんは、日本オリンピックミュージアムの展示内容について「歴史を歪曲している」と指摘。「孫選手を悲しき優勝者として扱う行為」とし、「訂正されるべきだ」と強調した。

eykim86@korea.kr